みなさんこんばんは。ドラムのカズヤです。
今日はPAM★POPPUMがおこなっている『同期演奏』という方法についてお話します。
「あれ?バンドメンバー3人しかいないのに、たくさん楽器の音が聴こえる?」
そう、この方法はあらかじめ録音しておいた音にあわせてバンドが演奏することで、あたかも何人もが演奏をおこなっているかのようなステージを実現できるのです。
ちなみにクリィミーマミの楽曲で演奏されているパートを聴いてみると、
・ギター(2本以上)
・ベース(エレキベース、シンセベース)
・ドラム(生ドラム、エレドラ)
・ピアノ
・シンセ(何種類もの音色)
・弦楽器(ヴァイオリン等)
・パーカッション(タンバリン等)
・効果音(破裂音等)
・コーラス
・・・などなど、通常のバンド編成では再現が難しい構成によって作られています。その効果であのようなすばらしい楽曲が成り立っているんですね。
自分は小学生の頃に刷り込まれたあの音楽の完成イメージを壊したくない(こだわり)
マミが好きで、演奏経験豊富なメンバーでこのバンドを編成したい(メンバー募集かけてもほぼいない)
そう考えたら同期演奏が最適解だったのです・・・!
同期演奏は上記で説明したメリット以外にも、
・テンポがくずれない
・やろうと思えば、映像や照明とも連動できる
・少人数でメンバーを構成できるので、練習やライブのスケジュールを合わせやすい
などなどその効果は無限大!まさに魔法★
ですが、マミが魔法のことを他人に明かしてはいけないという条件があったように、同期演奏も使いこなすには数々の条件が存在します。
・録音した音にあわせようとしてぎこちない演奏にならないスキルが必要
・演奏が録音した音とずれたら、録音した音をいさぎよく止める覚悟が必要
・PCがトラブって録音した音が止まったら、生演奏だけでゴリ押しする覚悟が必要
・ライブハウス側で録音した音を小さく鳴らされたら、ステージが台無しになる覚悟が必要(もはや運)
・事前に血反吐を吐くような音楽制作ありき(1音1音耳コピして、音色を探して、弾いて、録音して、バランスを取って・・・)
![朝4時からの血反吐制作風景](https://static.wixstatic.com/media/4af83f_8f4e688da372419cbea7ee21a033424c~mv2.jpeg/v1/fill/w_800,h_1067,al_c,q_85,enc_auto/4af83f_8f4e688da372419cbea7ee21a033424c~mv2.jpeg)
ハードル高っ(大汗)
それでもPAM★POPPUMはマミの音楽を再現すべく、覚悟を持ってステージにのぞむのです★
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